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口唇裂・口蓋裂の治療期間&計画表

口唇裂・口蓋裂の治療期間&計画表

 

口唇裂・口蓋裂の治療にどのくらいの期間を要するかは、人によって異なります。また、病院によって治療方針が違います。

しかし、この記事を読めば治療の大まかな流れが分かるかと思います。

 

うちの場合は口唇口蓋裂なので、形成外科・小児歯科・矯正歯科・耳鼻科・言語治療に通っています。

 

全て総合病院で受診する人もいれば、耳鼻科や小児歯科は別の病院に通うというようにしている人もいるようです。

 

今のところ、予定では20歳まで治療が続きます。

病院の先生は「長いマラソンのようなものだと思ってください」とおっしゃっていました。

 

通院の回数は、だんだん少なくなる

 

治療期間も長いし、そんなにたくさんの治療に通うの?と、不安に思うかもしれません。

 

たしかに赤ちゃんの頃は、しょっちゅう通院して大変な時もありました。

 

でも、通院する回数はだんだん少なくなります。小学生になってからは数ヶ月に1回程度の人もいるようです。

 

病院の口唇口蓋裂 治療計画(例)

 

誕生 形成外科 小児歯科 矯正歯科 耳鼻咽喉科 言語治療
3ヶ月 口唇形成術 Hotz床/哺乳支援   聴力管理  
1.5歳 口蓋形成術 PNAM   耳鼻科的疾患の管理  
4歳   歯科的管理   鼻咽腔閉鎖機能の評価
7~8歳 顎裂部骨移植 う蝕予防・咬合誘導 歯列・咬合治療、矯正・補綴治療 言語・構音発達の評価、構音訓練
15歳 2次修正
成人 顎変形修正術

 

形成外科

 

唇や口の中の天井を縫い合わせたり、場合によっては骨の移植もします。上下のあごのバランスを整える手術や、鼻の変形手術をすることもあります。長期に渡り、修正手術が数回行われます。

 

小児歯科

 

Hotz床(ほっつしょう)というマウスピースの様な物を作成してもらい、装着します。哺乳の手助けになり、上顎全体の形を整える効果も期待できます。虫歯の予防管理も行います。

 

矯正歯科

 

歯ぐきや口の中の天井にも割れ目があると、歯並びが悪くなり噛み合わせにも大きく影響します。必要に応じて、抜歯や矯正を行います。場合によっては骨の移植も行われます。

 

耳鼻咽喉科

 

口蓋裂があると耳管の機能が悪いことが多く、中耳炎(滲出性中耳炎)になりやすいです。聴力に問題が無いように、定期的なチェックが必要です。

 

言語治療

 

口唇裂・口蓋裂の影響で上手く発音できない場合があります。必要に応じて手術を行ったり、言語訓練を受けます。

 

口唇裂・口蓋裂でも入れる保険

口唇裂・口蓋裂の子は保険に入れるのでしょうか?

 

保険に関して不安に思う人も多いでしょう。

 

結論として

口唇口蓋裂の子が入れる保険はあります。

  ただ、その疾患に関する保険金は出ないなど、条件付きになるようです。

 

基本的には、手術予定がある子どもは断られます。

「治療が終わったら入れますよ」と言われますが、治療は成人まで続きますから現実的ではありませんね…。

 

入れる可能性があると感じたのは、こくみん共済オリックス生命です。

 

まずは、保険会社に問い合わせてみてください。

 

ちなみに学資保険はすんなり入ることが出来ました。

 

0歳の頃からソニー生命に入っています。

 

「治るから受け入れる」じゃないんです

 

最後に、私の心に深く刻まれた先生の言葉を紹介します。

 

子どもの健康を願い、病気を治す努力をするのが親のつとめであることは間違いありません。 しかし、その病気が治るかどうかという以前にその子そのままを受け入れることが大事ではないでしょうか。 病気が治るかどうかということはとても重要ですが、治る病気だから、治った子どもだから受け入れるのではなく、その子その人となりをそのまますべて受け入れる、という気持ちはもっと大切ではないでしょうか。

 

[東京医科歯科大学 落合聡先生]

 

口唇口蓋裂の子を持つ親御さんや、この疾患の方々はきっと「治る病気だから良かったね」という言葉をかけられることも多いのではないかと思います。

 

たしかに、この疾患によって日常生活に支障が出ることもあるので、治療をして治せるに越したことはないです。

 

でも、病気が治らない子どもだったら受け入れられないという気持ちではありません。

 

あなたの全てが大事だよ。

あなたが存在してくれていることに感謝しているよ、と伝えていきたいです。

 

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